料理ができた方がいい理由
料理ができるとあなたにいくつものメリットがあります。
節約効果、栄養バランスの調整、パートナーがいる人は相手の負担軽減、効率よく動ける思考が身につく、他者から好印象、など。
日本では外食や持ち帰りが豊富なので料理ができなくても生きていけますが、健康管理やコスト増が気になります。
ここでは料理ができるようになるための基本的な知識を簡単に紹介していきます。
最低限覚えたいこと6項目
①レシピの調べ方
ネットで[料理名 レシピ]で大体でてきます。料理名は食材だけでもなにかしらの料理がでてきます。料理本や動画で確認するのもいいです。
レシピでは以下の表記がよくありますので意味を書いておきます。
大さじ(15cc)小さじの3倍
小さじ(5cc)
1カップ(200ml 米の場合180ml)
少々(親指と人さし指でつまんだ量)
ひとつまみ(親指と人さし指と中指でつまんだ量)
ひたひた(ブツが水面から顔をだすかださないかの量)
適量(味にあまり影響が少ない項目。お好みの量)
弱火(鍋底に火がつかないくらい。IHは2~3段階くらい)
中火(鍋底に火かちょうどつくくらい。IHは真ん中前後)
強火(鍋底に火がまんべんなくかかる強さ。IHは最大~少し下辺り)
とろ火(火がついているかいないかくらい。IHは1)
希釈または濃縮(原液1の量に対して水が必要な量。3倍なら原液1水3)
②ガスコンロとIH
・ガスコンロ
フライパンの外側から温まっていく
フライパンを返しながら調理ができる
掃除が大変
停電しても使える
地域や貸家によってはLPガスがぼったくり
・IH
フライパンの真ん中から温まっていく
フライパンを返すとストップする
掃除が楽
停電すると使えない
使う鍋がIH対応じゃないと使えない
火を使わないので安全
親子丼を作る場合には卵の入れ方が、ガスは真ん中から、IHは外側からなど、料理によっては調理方法が変わります。
③基本的な調理方法
調理方法は
1.焼く【フライパンなどを加熱して(必要に応じて油を敷いて食材がくっつかないようにして)食材を加熱調理する方法】
2.茹でる【鍋などに熱湯を作り、その中に食材を入れて加熱する調理法】
3.炒める【下ごしらえをした食材を(必要な料理は調味料と一緒に)強火で短時間で加熱する調理方法】
4.揚げる【高温の油で加熱する調理方法】
5.煮る【食材を100℃程度の調味液で過熱する調理方法】
6.蒸す【蒸気で食品を加熱する調理方法】
7.和える【下ごしらえした食材と調味料と混ぜ合わせる調理法】
大きく分けてこれら7つに分類されます。
④レンジとオーブン
レンジはマイクロウェーブで内側から温めます。
水分子の動き(振動)によって、熱が発生する仕組みで、基本は食材を温めると考えていいです。水分を含まない食材には使えません。金属の容器も使えません。
オーブンは外側からの熱による空気の循環で食材を加熱します。基本は食材の周り全体を焼くと考えていいです。
・耐熱性のないガラス容器、クリスタルガラス、カットガラス、強化ガラスなど
・耐熱温度が140℃未満の容器
・電波で変質する素材で作られたもの(例:スチロール、ポリエチレン、メラミン、ユリア、フェノール樹脂など)これらはどちらでも溶けてしまうので使えません。
漆器、竹・木・籐・紙製品などは加熱すると発火の危険があるのでどちらも使えません。
⑤保存方法
それぞれの食材や料理に適した保存方法があります。梅雨、猛暑だとダメになりやすいなど季節によっても変わります。
冷蔵(冷蔵庫の冷蔵室)、冷凍(冷蔵庫の冷凍室)、日の当たらない涼しいところ、常温、保温など食材に適したものを選択しましょう。
⑥食材に適した下処理
食材ごとに食べるために必要な下処理があります。必ず知っておきましょう。一部よく使う食材の下処理を紹介します。
米・・・水の中でかき混ぜてある程度ぬかを取り除く(米とぎ)
じゃがいも・・・芽は毒なので根本まで取る、皮は土がついているのでよく洗う(調理)
たまねぎ・・・頭と下の根っこ部分を切り取ってから皮を剥ぐ
生肉・・・表面に雑菌がついているので、必ず一定温度以上で加熱して殺菌する
※専門家の方がもっといい下処理方法を紹介しているかもしれませんが、あくまで基本的な下処理方法です。
料理ができるようになるコツ5点
①基本的にレシピに従ってアレンジしない
レシピ自体料理研究家など上級者が考案したもので、レシピ通りに料理をすれば誰でも美味しくできます。
知識不足のアレンジ料理などは組み合わせによっては正規のレシピを台無しにしてしまうこともあり失敗のもとです。アレンジは食材・調味料・調理法を熟知してからにしましょう。
食材の量にも注意です。あまりに大量だったりすると食材自体から水分など余計なものがでてしまい、レシピ比率が同じでも結果が変わってしまいます。
②便利なキッチングッズを活用しよう
圧力鍋、電子レンジ用調理器、スライサー、自動調理器、フードプロセッサ、ハンディーブレンダー、電子ケトル、食洗機など
一定の調理結果を簡単に提供してくれたり、料理や後片付けの手間を軽減してくれるグッズを活用して料理を楽にしましょう。
節約できた時間で別の料理を作ることもできます。
③加減は弱め少なめから調整
料理の加減ごとは全て弱め少なめから調整する癖をつけましょう。後で足すことで調整できるからです。強め多めだと後の調整が非常に難しいです。
④食材の大きさを揃える
レシピ通りにつくっても食材の大きさがバラバラだと、火の通りが一定になりません。これも料理に失敗する原因となりますので、均一化を心がけましょう。
⑤何度も作る・完成品を食べる
繰り返し料理をしていると、実はほとんど似たような工程であることが分かってくると思います。そうすると同じ料理以外でも似たような工程の違う料理を簡単に覚えることが出来ます。
完成品を食べることも出来上がりを知って加減を知る機会になります。外食などでプロの味を知っておくと美味しい完成品がイメージしやすくなります。
紹介した内容は最低限で1つ1つはプロの記事には及びませんが、
料理のうまくいかない原因を知るきっかけになったり
上達するきっかけになることを願っております。
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