相手目線を身につけると自分の得になる!
相手の立場に立って考えることで、
・人間関係が円滑になる
・他人の経験やそれに伴う感情を疑似体験できる
・他人の損得基準を知ることができる
以上の利点があります。
逆に苦手な人はデメリットを抱えることになり、人生において大きな損を抱えてしまいます。
この記事では相手目線の身につけ方と、持たないことによるデメリットを紹介していきます。
相手目線を身につける3つのこと
①人つきあいの機会を増やす
一番実践的で手っ取り早いです。
相手に自分自身の欠点を知ってもらった上で
改善する姿勢を示すことで大抵はうまくいきます。
②想像力を広く持つ
想像力は相手の行動理由や損得勘定を知る大きな武器になります。
例えば、男性が魅力的な女性にアプローチをして断られた場合に、
なぜ断られたのか、経験が少ないとなかなか本質が理解できないと思います。
そこで、女性的な魅力 = 大金と考えてみてください。
自分自身が不自由のない大金持ちになったとしたら、プライベートでは、
【お金目当てに見える人】
【自分と釣り合わないと思う人】
【対応が面倒な人】
【付き合うとリスクがある人】
などとは付き合いたくないと思い、リスクを回避しようと思うはずです。
なんとなく第一印象がパッとしない相手でも積極的に親交を深める気にならないかもしれません。
女性も一緒で、
【身体目当てに見える人】
【自分と釣り合わないと思う】
【対応が面倒な人】
【付き合うとリスクがある人】
などとは親交を深めようと思う人はそういないと思います。
曖昧な態度やよくわからない理由での拒否は、自身の世間体を守るための試行錯誤だと思います。
③自分と相手の損得勘定を天秤にかけてバランスを取る
相手の損 > 自分の損 > 相手の得 ≧ 自分の得
の優先順位を基本に動くと
自分だけが損をしないようにしながら
他人から見て不快な行動になりにくいです。
自分目線でしか考えれない人の特徴
常に自身の損得勘定のみが基準
相手の視点に立てない人のほぼ全員が自身の損得勘定だけを基準に生きています。
人間なので損得勘定が働いてしまうのは仕方ないのですが
その思考が自分自身のみになってしまうと
相手の視点には立てなくなります。
無意識のうちに見返りや期待を抱いたり
不安やプレッシャーを感じたりして
結局自分のことばかり考えてしまいます。
そのため、いざ相手の視点に立とうと思った時に全く分からなくなってしまいます。
人と深く関わったことが無い
人と深く関わり、信頼関係を築こうとすると、必ず自身の欠点と向き合わないといけない時が来ます。
なぜなら長く付き合っていく上では自分の欲だけを貫き通すことはできないからです。
何度も対立し、何度も話し合い、何度もお互いの理解を深め、関係を築いていきます。
ただ、今まで表面的でしか人と関わったことがない人は
その経験が無いために自分の欠点も知る機会がなく
また自身に不都合なことがあると、自身を守るのに必死になってしまい、相手の視点に立つ余裕がありません。
・気に食わなかったら論破して従わせる
・価値観が違うなら別れる、関わらない
・嫌われるのが怖いから自分の感情を隠す
といった選択ばかりを積み重ねて相手の気持ちは一向に分かりません。
だから人と深く関わる経験がないと、相手の立場に立って考える土台ができないわけです。
自分目線でしか考えれない人の3つのデメリット
①自分自身の客観的に見た欠点がわからない
自分のことだけを基準に考えて行動すると、自分の知らない所で他人に迷惑をかけてしまっている場合が多くなります。
②他人との交渉が下手になる
相手の損得や感情の原因がわからないと、自分の損得とのバランスを取ることができません。
自分提案の交渉事を成功させるには自分の提案によって、
相手の手間を上回る得をするか、損を回避できるかのメリットを示すことです。
相手の感情を知ることも重要です。
③敵が多くなる
①と同じで、自分の知らない所で迷惑をかけて恨みを買ったり、
相手の正義感などの感情に障ってしまい、攻撃を受けるかもしれません。
最後に
他人目線を身につけることは、他人のためではなく自分の損得に有利に働きます。
自己投資だと思って、他人の立場で物事を考えられるように頑張りましょう。
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